ケルト事典



ケルト事典
ケルト事典

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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エンヤの育った文化的背景を調べてみました。

 エンヤの生年月日が取材記事と公式サイトとで矛盾するために、これを暦の違いと考えて、この本で調べてみました。
 すると、「時間」「コリニー」の項に、ケルト暦は5年に2回閏月が入る太陰太陽暦であることが書かれていました。
 この5年間の日数を計算すると、太陽年の5年より1週間ほど長いことが分かりました。
 このためでしょうか。30年ごとに時代が区切られるという周期も存在します。
 なお、季節の4大祭り(サウィン、インボルグ、ベルティネ、ルグナザド)は立冬、立春、立夏、立秋に当たるものです。

 ところで、この本にはありませんが、ケルト暦にはこの他に「樹木暦」もあるという情報も頂戴致しました。
 これは、グレゴリオ暦の12月24日から丁度28日ずつ13種類の樹木の名が付いた期間があり、12月23日に1日だけどれにも属さない特別な日がありました。
 これは日本の旧暦の二十四節気に当たるものでしょう。
 また、ケルトの占星術は太陽ではなく、月のいる星座が重要だそうです。これは、陰暦の日付と樹木暦の期間との組み合わせから決まるのですね。
 ケルト人が自分の生まれた日の月齢などを自然に知っているとすれば、誕生日をケルト暦で言う習慣があるのでしょう。
 ケルト文化と月との関係といえば、「ヤドリギ」の項に陰暦6日に摘み取る、といった記述以外には何も書かれていなかったことは少し残念でしたが。
 この他、エンヤが寄宿学校へ通っていたのが「里子」という古い伝統文化であったことが分かりました。

もう少しケルトに深入りしたい人には是非お勧め

近年ケルト関係の本は多くのジャンルで出ていますが、ケルト文化についてより深く掘り下げて調べたい人には、非常に役立つ本だと思います。
解説も平易で読みやすいので、何もケルトについてちょっと知りたいと言う人にも充分楽しめる内容になっています。
単に用語の説明,典拠の紹介にとどまらず、伝承や神話の物語の概要まで載っているのがもっともありがたい部分で、日本ではまだまとまって紹介されていなかったエピソードが沢山載っています。たとえばク・ホリンが殺してしまった「クランの犬」がどうやってクランの元に来たか、犬の毛色がどうだったか、なんて初めて知りました!
ゲール語の人名や固有名詞が今まで日本で一般的に知られていたものと違うものも多い、あるいはあくまでも著者の!マ!イヤーの解釈、と言う部分もあるので多少抵抗が有るかも知れませんが、これだけの項目を読み物としても楽しめるように解説している本を、日本語で読めると言うことはありがたいと思います。



創元社
図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本) (ふくろうの本)
ケルト歴史地図
ケルトの神話・伝説
ケルズの書
The Celts 幻の民 ケルト人 [DVD]




クロニクル 坂本龍馬の33年

ゲッベルス―メディア時代の政治宣伝 (中公新書)

ゲバラ日記 (角川文庫)

ケルト事典

ケルト人―蘇えるヨーロッパ「幻の民」 (「知の再発見」双書)

ケルト文明とローマ帝国 (「知の再発見」双書)

ゲルマンとダキアの戦士―ローマと戦った人々 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

ケンブリッジ大学秘蔵明治古写真―マーケーザ号の日本旅行

ゴー・フォー・ブローク!―日系二世兵士たちの戦場

ゴードン・スミスのニッポン仰天日記




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