島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学 (講談社プラスアルファ文庫)
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商品カテゴリ: | 人生論,生き方,生きがい,生涯学習
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セールスランク: | 125269 位
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参考価格: | ¥ 680 (消費税込)
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自分の本心に正直であれ
気の乗らない飲み会や集まりに愚痴をいいながら参加して、更に金を使うなんて愚の骨頂
行きたくないなら行かない!って言えばいいじゃない
一回言えば、次はもっと言いやすくなる。
気分がいいとき参加したいと思えば参加すればいい。
この本を読んで
「それは自分にとってメリットがあるのか?ないのか?」という視点で以前にもまして
行動するようになりました。
だってメリットがなかったり、効果が出ないものなんて精神衛生上悪いですよ。
ただ単に空気をよめない人は、信頼や関心をもたれず、
皆の本心を“空気を読めない人”が代弁してくれたとき、
“空気の読めない人”は信頼を得ることができる
そういう点で“空気を読めない人”は実際には空気を読めているんですよね
だから(まとめになってないが)
自分の本心に正直に生きていくというのは面白い
人間一人が思うこと 絶対に共感者が周りにもいますよ
そういう奴ら同士が集まれば、あるときに、さっとくっつき、と思えば次の瞬間に離れる
流動性の高い集団(利己的集団)ができていいと思うんですけどね。私は
やりたい人だけ勝手にやればいい
いい人=「周りの顔色ばかりうかがって自分の本心を抑えこんで窮屈に生きてるつまらない人」
不良=「人目を気にせず自分の気持ちに正直に、自分らしく生きている魅力溢れる人」
だそうです。
これじゃまるでヤンキーマンガ並の二元論でしょう。言うなれば本書は、「他人への気配りや親切=保身や日和見」という徹底した性悪説に立っているんですよね(むろん性悪説に立って考えることはビジネスの世界では基本ですが)。しかし周囲と調和をとって仲良くやっている人は例外なくみんな裏表を使い分けて無理をしているという前提で語られるのはどうしても違和感があります。
本来は自分の中に揺るぎない信念があればこそそれを貫くことには意味があり、それがたまたま多くの他人の価値観と違っていれば孤立したり嫌われたりすることもあるということでしょう。本書は「嫌われる人間になれ」としきりに説いていますが、本心からどうでもいい物事に対していたずらに周囲と反目しあう必要があるのでしょうか。そうした選択において「いい人であろう」とか「不良であろう」とかいったスタンスを意識する必要があるでしょうか。それらは単なる結果に過ぎないのではないでしょうか。
はっきり言って、本書で言っていることは「ワルい奴ほどモテる」という概念と全く一緒です。でもこの考え方も本来はスタイルが重要なのではなくて、本人に信念があればこその結果に基づく魅力でしょう。それこそ「モテたい」という一心でスタイルから入った中途半端な不良少年は、自分より大きな力の前にはあっさり自分を曲げたり尻尾を巻いて逃げ出すような結果になるだけです。
結局、ビジネスで大きく成功したい人は野心むき出しで本書のような生き方を選択すればいいと思いますが、本書は唯一そういう生き方だけがより良い生き方であるような切り口が押しつけがましいです。やりたい人はやればいいし、でも逆にそうしたくない人がつまらない生き方と言われる筋合いもないのではと思います(本書ではそんな人(生き方)はつまらないとさんざんに書かれていますが)。
サラリーマン居酒屋談義
サラリーマンが居酒屋で「そーだよなっ」て話をする感覚で読める。「よし俺も」という気分になるが、不良社員をどこまで実行できるかは、酒の上での話と同じ。
講談社
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